呪術廻戦の聖地 東京都渋谷区の心霊スポット 千駄ヶ谷トンネルに行ってみた

2023年3月23日

みなさん、こんにちは。

千年鯨です。

今回は呪術回線のOPの聖地であり、心霊スポットである千駄ヶ谷トンネルに行ってみました。

どんな噂があるのか、実際訪れてみた感想を紹介します。

千駄ヶ谷トンネルの場所とアクセス

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2丁目24−1

千駄ヶ谷トンネルは昭和、そして令和の東京オリンピックの会場である国立競技場の近くにあります。

アクセスは

東京交通局 大江戸線 国立競技場駅より徒歩10分

JR 中央本線 千駄ケ谷駅より徒歩11分

       信濃町駅より徒歩17分

   山手線 原宿駅より徒歩17分

東京メトロ 副都心線 北参道駅より徒歩11分

      銀座線 外苑前駅より徒歩14分

      千代田線・副都心線 明治神宮前〈原宿〉駅より徒歩17分

様々な駅からアクセスできます

駅からは少しだけ歩いてたどり着きます。

呪術廻戦のアニメの聖地 千駄ヶ谷トンネル

千駄ヶ谷トンネルは心霊スポットですが、話題のアニメ呪術廻戦の聖地でも有名です。

1クール目のOPで登場人物の伏黒恵が立っていた場所として出てきました。

呪術廻戦とは?

少年ジャンプで連載されているダークファンタジーです。

アニメ化、そして映画化された人気ある作品です。

今後も第二期のアニメが放送されるなど勢いが増えています。

他にもある東京の呪術廻戦の聖地

呪術回線のアニメ、第一期は主に東京が舞台です。

千駄ヶ谷トンネルの他にも聖地があります。

麻布トンネル

東京スカイツリー

上野動物園

などです。

ファンの方はぜひ訪れてみてください。

千駄ヶ谷トンネルが心霊スポットとして有名になった理由

千駄ヶ谷トンネルは心霊番組などのメディアでもよく取り上げられる有名な心霊スポットです。

どうして心霊スポットとして有名になったのか、建てられた経緯を調べてみました。

千駄ヶ谷トンネルが建設されたきっかけは昭和の東京オリンピック

千駄ヶ谷トンネルは1964年こと昭和39年に開催された東京オリンピックがきっかけで作られました。

この時代は高度成長期、東京オリンピックの開催が決定されていたことで東京の至る所で工事が進められていたのです。

千駄ヶ谷には東京オリンピックで利用される東京体育館や国立競技場があり、アクセスをスムーズにするため急ピッチでトンネルが作られたのです。

千駄ヶ谷トンネルは1964年3月に完成し、開通しました。

墓地の下に千駄ヶ谷トンネルが作られた

千駄ヶ谷トンネルが心霊スポットであると有名になったのは墓地の下にトンネルが作られたからです。

千駄ヶ谷トンネルの上には仙寿院というお寺の墓地があります。

墓地は死者のための大切な場所なのですが、当時はオリンピックが迫っていたことで移転する時間もなくトンネルが作られました。

千駄ヶ谷トンネルの怖い話・噂・心霊体験談

さて、千駄ヶ谷トンネルにはどんな怖い話や噂があるのか調べてみました。

血まみれの女

千駄ヶ谷トンネルについて調べてみるとよく出るのが血まみれの女に追いかけられたという噂です。

どんな女か簡単にまとめると、

白いワンピースを着た血まみれの女

丑三つ時に姿を現す

必死に追いかけてくる

にらみつける

とのことです。

天井から降ってくる女

千駄ヶ谷トンネルには血まみれの女以外にも天井から降ってくる女がいるそうです。

走行する車をにらみ、突然天井から降りてフロントに手形を残して消えるとのこと。

トンネルの怪談の定番ですね。

睨む上に手形を残すという恐ろしいのを二連続でやるとはすごい幽霊だなあと思いました。

近くのスタジオで収録したら謎の音声が……

千駄ヶ谷トンネルのご近所には音楽会社ビクターのスタジオがあります。

このスタジオで歌を収録したら謎の声がよく入るとのことで、音楽関係者では有名なところだそうです。

この謎の声について話題になった歌は1979年にヒットした岩崎宏美さんの「万華鏡」

この歌には男性のうめき声が入っていたことで、当時のマスコミや社会で話題になりました。

謎の男性の声についての噂

さて、岩崎宏美さんの「万華鏡」に収録された謎の男性の声についてこのような噂があります。

この歌のコーラスをしていた男性が声の主ではないかとのことです。

実はこのコーラスを歌っていた男性が収録をする少し前にお亡くなりになったそうです。

もしかしたらその男性が亡くなった後もこのような形で現れたのではないかと言われています。

千駄ヶ谷トンネルの上にある寺院 仙寿院とは?

千駄ヶ谷トンネルの上には墓地、お寺があります。

どんなお寺さんなのか調べてみました。

東京都渋谷区千駄ヶ谷のお寺 仙寿院の基本情報

創建年:江戸時代、正保元年(1644年)

場所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-24-1

創建された経緯:紀伊の太守・徳川頼宣の生母お萬の方の発願によって建てられた

開山:里見日遥

宗派:日蓮宗

かつてあった名物、浮世絵にも描かれていたお仲団子とは? 

仙寿院について調べてみるとお仲団子というキーワードが出てきました。

仙寿院の参道、ビクタースタジオの辺りに江戸時代から明治時代にかけてお仲団子という団子屋さんがあったそうです

お仲団子は『江戸名所図会』や歌川広重の浮世絵にも描かれるほど有名だったと言われています。

美人の団子屋の主人ことお仲さんや団子がおいしいという評判が仙寿院に訪れる人々に広がったそうです。

江戸名所の一つだった仙寿院

お萬の方の発願がきっかけで建てられた仙寿院は紀伊徳川家、伊予西条松平家の江戸表における菩提寺祈願所としてよりどころになっていました

新日暮の郷と呼ばれるほど素敵な庭園などがあり、江戸名所の一つとして有名だったそうです。

また時代劇の鬼平犯科帳にも仙寿院が出ていたと言われています

ファンにはピンとくるかもしれませんね。

しかしながら明治維新によって衰退、火事の被害にあったりと苦難の時代に遭いました。

工学博士・造船学者 寺野精一とは?

千駄ヶ谷トンネルをグーグルマップで調べてみると工学博士・造船学者 寺野精一の墓と出てきました。

どんな人なのか調べてみると

・明治時代から大正時代の間に生きていた東京出身の人物

東京帝国大学(現在の東大)の工学科を卒業、大学院に進学して商船構造学を研究

・助教授になった後、造船学研究のためにイギリスに留学して帰国後に教授に就任

その後は航空機の研究をするための東京大学航空研究所の所長になり、造船や航空学の発展に力を注いだそうです。

実際に千駄ヶ谷トンネルに訪れてみた感想

怖い話や心霊番組で有名な千駄ヶ谷トンネルに訪れてみました。

怖いことは特になく、日常生活に溶け込んだトンネルだなあと思いました。

天井のひびわれが気になる

この千駄ヶ谷トンネルは昭和の東京オリンピックの時に作られました。

けっこう時が経っていますから、何かしら劣化していると思われます。

ふと上を見上げるとたくさんのひび割れが見られました。

長いこと使われているトンネルですし、人や車の往来もあるので今後は修復されるかもしれません。

日常生活に溶け込んでいる心霊スポット

昼間に訪れたせいのもありますが、特に怖いことはなかったですね

近くには学校があるので、学校に通う生徒さんや関係者が利用しているかもしれません。

よく心霊スポットには落書きがあったりして治安が悪いイメージがあります。

しかしながら千駄ヶ谷トンネルには落書きがなかったので、治安はあまり悪くなさそうと思いました

トンネルと聞くと長いイメージがありましたが、千駄ヶ谷トンネルはあまり長くなかったですね。

怖いのが苦手な方でもさっさと走り抜ければなんとかなりそうな距離でした

初心者にはおすすめの心霊スポットと思いました。

昼間に訪れれば怖くない!千駄ヶ谷トンネル

千駄ヶ谷トンネルに実際に行ってみたら、昭和から平成、令和への時代の流れを感じました。

また、千駄ヶ谷トンネルの上にあるお寺さんについて調べてみると様々なことがわかりました。

浮世絵にも描かれていたお仲団子、すごく気になりますね。

お仲団子を食べた江戸時代の方が羨ましいと思いました。

昼間のように明るい時間帯に通れば怖いことはありません。

呪術廻戦の聖地なのでファンの方は訪れる際、ご近所さんの迷惑にならないようお気を付けください。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

東京には他にも心霊スポットがあるので、ぜひこちらの記事もご覧くださいませ。

平将門の伝説とは? 東京の心霊スポット平将門の首塚と神田明神

実は心霊スポット 東京タワーを登ってみた

また、全国津々浦々にも心霊スポットがあります。

こちらもよろしければどうぞ。

(まとめ)今まで私が訪れた日本の心霊スポット

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