大人目線で語る愛と正義 シン・ウルトラマン
みなさん、こんにちは。
千年鯨です。
テレビやラジオでシン・ウルトラマンの宣伝を見かけたので、興味を持って映画を見ました。
とても素晴らしかったので魅力について語りたいと思います。
シン・ウルトラマンの基本情報
エヴァンゲリオンの庵野秀明さんが企画と脚本を担当しています。
俳優さんは斎藤工さん、長澤まさみさん、西島秀俊さんなどが出ています。
主題歌は今時代を駆け巡る米津玄師さんです。
シン・ウルトラマンのあらすじ
怪獣が出現するようになった日本。
ある日、巨人が空から降りてきて戦います。
後にその巨人はウルトラマンと名付けられました。
シン・ウルトラマンの魅力と感想
シン・ウルトラマンは普段特撮を見ない私でも面白いものでした。
特撮がすごい
戦闘シーンは激しいものばかりでした。
CGとかあらゆるものを駆使しており、迫力があってすごかったですね。
思わずおーっとうなりたくなるくらい面白かったです。
リメイクの対象はウルトラQから
ウルトラマンは昭和に放送し始めて、それから令和の時代まで人気が続いています。
平成生まれの私もウルトラマンを見ていました。
さて、このシン・ウルトラマンは今までのウルトラマンのオマージュですが、映画にはウルトラQの怪獣が出てきます。
ウルトラQとは?
ウルトラQを初めて知ったので調べてみました。
ウルトラと聞くとウルトラマンが出ると思いましたが、まさかの出ないシリーズです。
怪獣をどうやって倒していたのかというと、弱みを発見し、そこから知恵を集めて倒していたそうです。
映画の冒頭も怪獣のエキスパートが集まった組織がなんとか指揮していましたが、あの流れはウルトラQの展開を再現していたのかとわかりました。
ウルトラマンが語る愛
映画の冒頭でウルトラマンは空から飛び降りて、後に活躍するのですがなぜ人々を助けるのかという理由が度々挙げられます。
出会った人間に憑りつき、人間界の生活を経験するようになったウルトラマンは次第に興味を持ち、愛情を持ち始めます。
時々、人間に扮したウルトラマンがにこっと微笑んで何かを託す場面がとても素敵でした。
あれが後々の伏線になりますが、その姿からウルトラマンの愛情を感じました。
勝ち目がないのに勝負に挑んだり、あらゆる困難に立ち向かうのも人間に対する愛があるからなのですね。
ウルトラマンは正義の味方というイメージがあります。
しかし、彼の正義の理由は愛情からなのです。
劇中ではウルトラマンと同様に人間とコミュニケーションを図る怪人が出てきます。
しかし、彼らは威圧的というか人間をどうにかしようと利用していたのです。
ウルトラマンと違うのは愛情ですね。
地球の人間の未来を心から願い、そして守る姿から愛について学べました。
困難を乗り越える人々の戦いとマグカップの絵
度重なる怪獣の襲撃に人々は打ちのめされたと思います。
すごい展開に私もハラハラしました。
そんな中訪れたのは人類滅亡の危機。
今できる事はあまりなく、ウルトラマンに頼るしかない状況でいっぱいなのになんて仕打ち。
その衝撃的な事実に翻弄される人々の心情が繊細に描かれていました。
もし、明日突然滅亡するとしたら私も死を覚悟するなり、現実逃避するかもしれません。
しかし、ウルトラマンは人々を心から信じていました。
彼のおかげで立ち上がる仲間たち。
神様として頼っていた仲間たちとウルトラマンが一つになって立ち向かうところには心が熱くなりました。
他にもあるくなるところがあるとすれば、マグカップの部分ですね。
映画の作中、休憩にどうぞと飲み物が入れられたマグカップが差し出されたのですが、その絵柄があのアニメのキャラだったのです。
それは魔法少女まどか☆マギカのキュウベイ。
ストーリーはシン・ウルトラマンと共通するものがあります。
それは、困難に立ち向かうところです。
無理だと思われていた出来事を乗り越えるという展開が描かれています。
あのマグカップが出たのも人間の無限の可能性について説いていたのかなと思いました。
今を生きる人々へのエール
ストーリーの全体からみるとシン・ウルトラマンは私たちに贈る応援だったのかなと思います。
今、私たちはコロナや様々な困難にぶち当たっています。
とんでもないことに打ちのめされたりといろいろと大変ですね。
しかし、人間は長年培われた経験や知識があります。
何があろうとも自分、仲間を信じて頑張れというメッセージを感じました。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
ここまで心が熱くなる映画はすばらしいですね。
前作のシン・ゴジラは見たことがないので、これを機に見てみたいと思いました。
また、今度はシン・仮面ライダーがやるとのことなので楽しみですね。
特報を見ましたが、わくわくして待ちきれません。