悪縁を切って良縁を結ぶ 京都の神社 安井金毘羅宮
生きている上で避けられない問題はたくさんあると思います。
健康や金や仕事やらの悩みは誰もが抱えているもの。
そして人間関係の問題についても皆さんは経験したかもしれません。
人間関係に悩んでいる、どうにかして良い縁に結ばれたいと思っているそこのあなたにおすすめの神社があります。
それは京都にある安井金毘羅宮です。
安井金毘羅宮は何か怖い話がありますが、実際はどんなところなのか記してみたいと思います。
安井金毘羅宮の行き方
JRや近鉄の京都駅から市バス206系統北大路バスターミナル行きに乗って、東山安井で下車、そこから1分で行けます。
阪急の河原町駅や京阪の祇園四条駅から15分歩いていけます。
近くには八坂神社や風神雷神で有名な建仁寺があります。
祀られている神様
崇徳天皇
安井金毘羅宮と言えば崇徳天皇です。
崇徳天皇は日本三大怨霊の一人です。
ざっくりと説明すると崇徳天皇は政治のゴタゴタで大変な目に遭います。
その後、讃岐に流されてからは写経をしたりして過ごしていました。
あらゆる不幸を受けてしまった崇徳天皇は後に恐ろしい妖怪となって、生前に対立していた人が亡くなったり天災が起きたりしたのです。
源頼政
源頼政は源氏の人ですね。
今年2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にて出ています。俳優の品川徹さんが演じています。
さて、源氏は平家とバチバチと対立していたのですが、源頼政は平清盛から信頼されていた人なんですよね。
後々平家に不満を抱くようになって挙兵するのです。
さて、源頼政にはこのような伝説があります。
鵺を退治したと平家物語に描かれているのです。
そのことから安井金毘羅宮の他、群馬県高崎市にある頼政神社などで神様として祀られています。
大物主神
大物主神は日本の神話に出てくる古くからの神様です。
国づくりで有名な大国主神の分身、魂であり大国主神と共に国づくりをしました。
その後は奈良県にある三輪山に住みたいということで大三輪神社こと大神神社が建てられたとのことです。
ご利益
縁切り、縁結び
悪縁を切って良縁を結ぶ、それが安井金毘羅宮の有名なご利益です。
実際に、縁切りと縁結びを願ってみましたがこのように効果が出るのかと実感したことがあります。
それからはよりよい縁を求めて、そして自分の悩みを解消するために通うようになりました。
海上安全、交通安全
また、安井金毘羅宮には他にもご利益があります。
海上安全、交通安全は大物主神の力に関しています。
道開きの神様としても有名な大物主神は信仰されていました。
参拝方法
参拝は独特です。
本殿にお参りした後、形代に願い事を書きます。
その後、願い事を書いた形代を持ちながら大きな岩を2回潜り抜けた後にノリで岩に形代を貼り付けます。
最近訪れたときには穴をくぐらずに形代を岩に貼り付けるだけでも効果があると案内があったので、忙しい場合は省略しても大丈夫だと思います。
おみくじ
安井金毘羅宮では普通のおみくじと縁みくじの二つがあります。
私がおすすめするのは縁みくじです。
この縁みくじにはお香の匂いがついていて、とてもいい匂いなのです。
心が落ち着きますし、最高ですね。
本を読むときの栞として使えるとてもいいものです。
心霊スポットとしても有名!? 安井金毘羅宮の怖い話
さて、安井金毘羅宮の大まかな説明をしましたが、ここでは怖い話があります。
どんな話かというと、縁切りということで怨念を込めた絵馬があることや女性の幽霊(生霊?)を目撃したなどがありました。
安井金毘羅宮に行く前は事前にそのような怖い話を聞いたため恐ろしいところなのかと警戒していましたが、実際はそんな空気を感じませんでしたね。
もしかしたら絵馬の話は本当かもしれませんが、怖いし他人のプライバシーに踏み込むのはよくないので見ないことにします。
いかがでしたか。
今は大河ドラマで鎌倉殿の13人がやっていますので、聖地巡礼しに訪れるのもいいかもしれません。
興味を持った方はぜい、参拝なさいませ。
今回読んでいただき誠にありがとうございます。
また、日本三大怨霊で有名な平将門に関する場所を訪れたのでこちらもご覧くださいませ!