平将門の伝説とは? 東京の心霊スポット平将門の首塚と神田明神
皆さん、歴史の授業で平将門を聞いたことはありませんか?
平将門とは平安時代に関東で朝廷に対して乱を起こした人物です。
小学生の頃に先生から武士の始まりの人物でもあると学びました。
その平将門には伝説があること、そして首塚には怖い話があると聞いた私はさっそく平将門の首塚を訪れてみたのです。
秋葉原にある神田明神も平将門に関係あるとのことでそちらも訪れてみました。
平将門の伝説や怖い話
平将門は乱をおこしましたが、どうして起こしたのかは自分で調べてください。
さて、私が紹介したいのは平将門の伝説です。
平将門とは? 首の伝説
乱を起こした平将門は打たれてしまい、京都の三条河原にて獄門(さらし首)の刑に処されました。
さて、有名なのはこの平将門の首が目を見開いて無念を述べたこと、そして体を求めて故郷の東国に旅立ったとのこと。
首が切断したのにかかわらず飛んで行ったなんて信じられませんし、そのような伝説が現代まで語り継がれているとは不思議ですね。
その平将門の首が落ちたのが、東京の大手町にある平将門の首塚とのことです。
平将門の首塚の怖い話
平将門の首塚で有名な怖い話は工事に関する話です。
1.関東大震災で倒壊した大蔵省庁舎を再建する際、首塚を壊したら当時の大蔵大臣含め関係者が〇くなったり、けが人が出た
2.戦後、米軍が首塚を壊そうとしたら重機に不具合発生、運転手が〇くなる
3.高度経済成長期、首塚の土地の一部に銀行が建てられたが関係者が病気になるという状況が続出
それらの経緯から平将門の首塚には注意を払っているそうです。
日本以外にもある首にまつわる話
実は日本だけではなく世界にも首にまつわる話があります。
私がそれを知ったのはチェコのレストランで見た絵からでした。
そのレストランは元は修道院であったため、キリスト教関係の絵や道具が飾られていました。
そこで食事をしたときに私はふととある絵を目撃したのです。
それは首を切られた人間が自分の首を抱いている絵、切られた首の表情は穏やかでした。
なんだ、これはと驚いた私はさっそくキリスト教と首について調べてみました。
斬首された聖人の話
斬首された聖人の話を調べてみると出てきました。
もしかしたら私が見た絵は聖人の絵かもしれませんね。
さて、聖人とは何ぞやということですが一般的な意味では知識や徳望が優れてて、みんなのお手本になる人です。
キリスト教の定義では生きている間にキリストの教えに忠実に従ってその教えを実行した人、それが認められた人のことを指します。
フランシスコザビエルやマザーテレサなどが聖人として認定されています。
さて、聖人の中で斬首された人は120以上いるとのこと。
切断された後も生きていた、キリストの教えを説いていたなどありました。
正直そんなことがあったなんて信じられないですが、昔の宗教の活動は命がけでとても大変だったんだなあと思いました。
首無しニワトリのマイク
斬首されても生きたという話は人間だけではありません。
1945年のアメリカの農場のとある鶏が食べごろということで首を切断されました。
大抵首を切られた鶏は死ぬのですが、その鶏だけはなぜか生き続けたのです。
その鶏はマイクと名前を付けられ、一時期は時の人として様々なところで注目されました。
彼が生きたのは18か月間、死因は窒息死。
首を切られた後、マイクはしばらくスポイトで餌を与えられていましたがかわいそうなことに喉を詰まらせてしまったとのことです。
心霊スポットで有名な平将門の首塚
さて、平将門の首塚は心霊スポットとしても有名であり、何かしら伝説があります。
実際に訪れてみましたが、おしゃれなオフィスビルに囲まれていました。
今年2021年の4月末まで、工事されたみたいですね。
素敵な空間となっていました。
早朝に訪れたところ、私の他にも一人のビジネスマンがいて首塚を拝んでいました。
平将門を拝むとは、何かご利益があるのだろうかと気になった私は平将門の首塚の近くにあった案内板に神田明神のポスターがあるのを発見。
なんと平将門は神様として神田明神に祀られているとのこと。
そういうわけで神田明神に足を運んでみました。
神田明神の男坂
神田明神までは様々な行き方がありますが、私が今回通ったのは男坂。
とても険しい坂でした。
一段、一段がとても大きく最後まで上がったときには息ぜえぜえ。
しかし、眺めは写真の通りに素敵なものでした。
神田明神とは
さて、神田明神は千代田区秋葉原の近くにある神社です。
JRの秋葉原駅から歩いて10分くらいのところにあります。
縁結びの神様であるだいこく様、商売繫盛の神様であるえびす様、そして日本三大怨霊の一人である除災厄除の神様である平将門です。
平将門のご利益は除災厄除、災いを取り除くというのですが他にもご利益はあります。
それはビジネス運や勝負運とのことです。
あのサラリーマンが拝んでいたのはそのご利益を頼りにしていたからかもしれませんね。
いかがでしたか。
平将門は怨霊やらで怖いイメージがありましたが、神様として今は大切にされていることがわかりました。
そういえば他の怨霊である菅原道真や崇徳天皇も神様として大切にされているのですね。
いつかは菅原道真や崇徳天皇のことについて解説してみたいなあと思いました。
今回読んでいただき誠にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
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