コレクティブ国家の嘘の感想 ルーマニアの闇と選挙
みなさん、こんにちは。
10月31日はハロウィンの日でしたが、選挙の投票日でもありました。
これを読んでいる投票権を持つ方は、投票しましたか?
私はその日、仕事があったため事前に期日前投票をしました。
小さいころに、親に投票所に連れて行ってもらったことがありその時に思ったのです。
大人はいいなあ、投票できる権利があるなんてと。
大人になってからは真面目に投票して、少しでも自分の意見が反映されたらいいなあと願いながらやってます。
どうしてそんなことについて言い出したかというと、とある映画を見たからです。
それはコレクティブ国家の嘘です。
コレクティブとは?
コレクティブとは、ルーマニアのとあるライブハウスです。
2015年にそこで火災が起こり、たくさんの死傷者がでました。
ライブハウスは出入り口が一つしかなかったこと、病院に負傷した方が運ばれていきましたがそこで適切な治療が行われなかったことで助かったはずの命が失われるという事態が起きたのです。
このドキュメンタリー映画では、病院で起きた出来事、それに追及する新聞社側と新たに就任した保健相大臣との働きが描かれています。
ルーマニアとは?
ルーマニアはヨーロッパの東側にある国で近くにはハンガリーやブルガリアなどがあります。
私がルーマニアを知ったのは、youtubeで黒歴史人物を紹介する最強のメラさんの動画からです。
昔々、ルーマニアにはニコラエチャウチェスクという独裁者がいまして、詳しいことは省きますが、彼の政治によって様々な大変な時期を過ごしたわけです。
彼はのちに失墜して処刑されました。
映画では政治が腐敗して、医療体制も腐敗しているということですが、もしかしたら昔のことも関係あるかもしれないとおもったので取り上げてみました。
実際に映画に出てきた政党も社会主義の名残がありそうな名前だったので気になったのです。
腐敗は人に何をもたらすのか
コレクティブ国家の嘘では衝撃的な展開がたくさんあって、こんなひどい国があるのかと驚きました。
腐敗は人をここまで堕落させるのかと驚きの連続です。
真っ当な治療を受けられずに放置されたり、他の国の病院に移してほしいと依頼しても握りつぶされたりとひどい状況。
信じられないくらいひどいものでした。
不正をしている病院の偉い人の音声が流れましたが、悪魔そのものだろうと思いました。
政治と選挙、投票の重み
さて保健省大臣に就任した慈善家さんは、状況を変えようと頑張りますが大臣は政治には口出ししてはならないなどその慣習に苦しめられます。
政治の中の圧力関係などバチバチと描かれており、とても大変で自分だったら逃げ出したくなりました。
映画の当時の政治は腐敗した医療とずぶずぶ関係の政党が優位みたいですね。
慈善家さんはその多数派さんとは違う考えを持っていて対立していました。
映画の最後では選挙の様子が描かれており、慈善家さんは政治がより良い流れになったらいいなあと願って逸した。
その後選挙が行われたのですが結局腐敗した医療とずぶずぶ関係の政党がたくさん議席を取る結果に…。
つまり、負けたというわけです。
若者の投票率が低かったなどあらゆる原因はありましたが、選挙の結果次第では慈善家さんと同じ考えの人が増えて、腐敗を払拭できたかもしれません。
この一連の流れを見たとき、選挙の投票ってたった小さな一枚の紙ですが集まっていくからこそ大切なんですよね。
自分の意見はどうせ、通らないから無駄。
世界は簡単に変わらないから無駄だと思って投票をしない人に見せてやりたいなあと思いました。
結論:世界は思い通りにならないかもしれないが、だからと言って勝手に諦めるんじゃねえ!
いかかがでしたか。
遠い国で本当に起きたこの騒動は考えさせられる何かがありました。
世界を変えたいならまずは投票なんですよね。
投票はちゃんと名前と政党を書いていくという簡単なものなんですよ。
自分ができることはちゃんとやるっていうのは当たり前のこと!
できることがあるのにできないというのはもったいないなあと思いました。
今回も読んでいただき誠にありがとうございます。